Q1:ハンマー投げの男子世界記録保持者は誰で、何メートルですか?
A1:男子の世界記録保持者は旧ソビエト連邦のユーリ・セディフ選手です。1986年8月30日に西ドイツ(当時)のシュトゥットガルトで開催された欧州陸上競技選手権大会において、86m74を記録しました。この記録は40年近く更新されておらず、陸上競技における最古の不滅記録の一つとされています。
Q2:ハンマー投げのハンマーの重さは男女でどれくらい違いますか?
A2:公式ルールにおけるハンマーの重量は、男子が7.260kg(16ポンド)、女子が4.000kg(8.82ポンド)です。男子の重量は成人男性の頭部ほどもあり、投てき時にかかる強烈な遠心力(300kg以上)をコントロールするために強靭な筋力と卓越したバランス感覚が求められます。
Q3:室伏広治さんの記録は世界歴代で何位ですか?
A3:室伏広治選手が2003年にマークした日本記録84m86は、世界歴代5位に位置しています。上位4名はいずれも1980年代の旧ソ連・東欧の選手であり、世界反ドーピング機関(WADA)が設立された近代の厳格な検査体制下において84mを超えた選手は、世界でも室伏広治選手ただ一人です。
Q4:なぜ1980年代の疑惑の記録はリセット(抹消)されないのですか?
A4:欧州陸連などから記録のリセット案が提唱されたことはありますが、世界陸連は慎重な姿勢を崩していません。当時の公式検査をパスした記録を後世の推測や疑惑だけで取り消すことは法的な根拠に乏しく、同時にクリーンに樹立された他の正当な記録まで不当に抹消してしまうリスクがあるためです。