クオリテックファーマの屋台骨となっているのが、国内外の規制要件を満たす受託製造(CDMO)と厳格なGMP基準への準拠です。近年、製薬業界では品質不正問題に端を発した監査の厳格化が進んでいますが、同工場では日米欧の規制当局による査察にも耐えうるコンプライアンス体制を構築してきました。
得意とする固形製剤・カプセル剤の分野では、難溶性薬物の溶解性を高める技術や、特定の部位で溶けるコーティング技術など、製薬各社の差別化ニーズに応える高度な処方技術を保有しています。単に委託された薬を作るだけでなく、開発段階から製剤設計に深くコミットする開発型CDMOとしての立ち位置を確立している点が大きな強みです。
医薬品の安定供給が社会問題となる現代において、高い歩留まりと厳格なトレーサビリティを担保できる受託拠点の価値はむしろ高まっており、静岡工場はその中核としての機能を担い続けています。