インターネットの検索窓に施設名を入力すると、サジェスト候補に浮上する「閉店」の二文字。この真偽を確かめるべく現地調査および関係者への取材を行ったところ、「施設内から飲食スペースが完全に消滅したわけではない」という明確な事実が判明しました。
ではなぜ、このような閉店説が独り歩きしてしまったのでしょうか。背景には大きく分けて2つの要因が存在します。第1に、近年の公的施設における指定管理・入札の見直しに伴い、門真運転免許試験場の食堂は過去に運営主体の交代や店舗名称の変更、一時的な改装期間を経験しています。その移行期に訪れた来場者が「シャッターが閉まっていた」「営業していなかった」とSNS上に投稿し、それが時間差で拡散された経緯があります。
第2に、全国の警察施設で進む売店・カフェのコンビニエンスストア(大手チェーン)への転換です。門真においても館内の一部物販エリアが再編されたことで、「昔ながらの大衆食堂がなくなった」という印象を持った利用者が少なくありません。門真運転免許試験場の食堂の現在を整理すると、旧来のノスタルジックなフルサービス型レストランの佇まいから、セルフ方式を主体とした実用的なイートイン形態へとアップデートされつつ、受講者や一般利用者の胃袋を支え続けています。