魚焼きグリルと一口に言っても、熱源がガスかIHか、あるいは片面焼きか両面焼きかによって温度特性は異なります。調理時の失敗を防ぐためにも、それぞれの強火・弱火の温度目安を把握しておくことが大切です。
まず、一般的なガスグリルの火加減ごとの温度目安は以下の通りです。
- 強火(約350℃〜400℃):ピザの焼き上げ、肉の表面の焼き目付け、トーストなど。
- 中火(約250℃〜300℃):切り身魚の塩焼き、グラタン、ホイル焼きなど。
- 弱火(約200℃〜230℃):厚みのある魚や肉の中までじっくり火を通したいとき。
IHグリルの場合は、ガス直火のような炎は出ないものの、シーズヒーターや遠赤外線ヒーターの進化により庫内温度は最高300℃〜350℃前後まで上昇します。IHは温度センサーによる緻密な温度コントロールが得意で、火加減のブレが少ないという強みを持っています。
また、「片面焼き」と「両面焼き」の違いにも注目です。片面焼きは上部バーナーのみで加熱するため、食材を途中でひっくり返す必要がありますが、網にくっつきにくく火加減をマイルドに保ちやすい特徴があります。一方の両面焼きは上下から同時に強烈な熱を浴びせるため、調理時間は片面焼きの約3分の2に短縮され、庫内温度の立ち上がりも極めてスピーディーです。