結論から言えば、青山学院大学理工学部の就職先は極めて堅調であり、一部の難関国立大や理工系単科大に見劣りしない実績を誇ります。世間一般の「青学=文系」というバイアスは、産業界の人事部門においてはほぼ通用しません。むしろ、理工系としての専門性に加え、青学特有の洗練されたコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を兼ね備えたハイブリッド人材として高く評価されるケースが目立ちます。
就職先の内訳を見ると、日立製作所、ソニーグループ、パナソニック、本田技研工業(Honda)といった日本を代表する重電・電機・自動車メーカーから、NTTデータ、野村総合研究所(NRI)、楽天グループなどの大手SIer・メガベンチャーまで、理系トップ就職の常連企業がずらりと並びます。文系就職に流れる学生が多いという誤解もありますが、約7割以上の学部卒業生・大学院修了生が専門性を活かした技術職・研究開発職・エンジニア職としてキャリアをスタートさせています。
さらに見逃せないのが「青学ブランド」の相乗効果です。理系の確かな知見を持ちながら、総合大学ならではの柔軟な思考力を持つ卒業生は、研究開発だけでなく、技術営業やプロジェクトマネージャー(PM)候補としても引く手あまたです。「理系だから青学は不利」という説は、実社会の採用現場においては完全な杞憂に過ぎません。