ネット上のレシピまとめでは「さっぱりさせるためにマヨネーズ和えサラダを添える」「ドレッシングをたっぷりかけた生野菜サラダが合う」といった提案が散見されます。しかし、これは栄養学的・味覚的な観点からは必ずしも推奨できません。
マヨネーズや市販ドレッシングの主成分は植物油脂です。脂質含有率の高いさんまに油ベースの調味料を重ねると、舌が油分でコーティングされてしまい、さんま本来の繊細な旨味や香ばしさがぼやけてしまいます。さらに、消化器官への負担も増加します。
本当に舌をリセットする「箸休め」に必要なのは、油分ではなく「水分・酸味・発酵の旨味」です。例えば、塩もみしたきゅうりと生姜の浅漬け、カブの甘酢漬け、あるいは梅干しを使った和え物などが最適です。油を使わない酸味の効いた小鉢を挟むことで、一口ごとにさんまの脂の甘みが際立ち、最後の一口まで美味しく味わうことができます。