民法改正により成年年齢が18歳に引き下げられたことで、「18歳の誕生日を迎えたら自動的にフィルターが消えるのではないか」と考える利用者が少なくありません。しかし、あんしんフィルター18歳成人自動解除という仕組みは、どのキャリアにおいても標準では導入されていません。
日本の通信業界では「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(青少年インターネット環境整備法)」に基づき、18歳未満の青少年が携帯電話を契約・利用する際、原則としてフィルタリングサービスの加入および設定が事業者に義務付けられています。
18歳に達すると法的な制限対象からは外れますが、携帯電話のシステム上、契約時に設定された利用者登録情報が自動で切り替わるわけではありません。そのため、満18歳を迎えた後であっても、契約者または本人が解除手続きを申請しない限り、フィルタリング制限は継続されます。
なお、成人後の解除手続きにおいては、親権者の同伴や同意書が不要となり、本人の有効な本人確認書類のみで単独手続きが可能になります。新生活や大学進学を控えた時期にはショップ窓口が混雑するため、高校卒業のタイミングを見据えて事前に手続きスケジュールを組んでおくことが推奨されます。