二人の物語の原点は、芸能人御用達として知られる堀越高等学校のキャンパスにありました。学年としては豊田エリーさんが柳楽優弥さんの1学年上にあたり、年齢差は豊田さんが1歳年上。高校に入学したばかりの当時15歳の柳楽さんが、校内の階段ですれ違った豊田さんに一目惚れしたことがすべての始まりでした。
柳楽さんは過去のトーク番組『おしゃれイズム』(日本テレビ系)出演時、「中庭で見かけて、ものすごく綺麗な人だと思った」と赤裸々に告白しています。共通の友人に頼み込んで連絡先を入手し、猛烈なアプローチを開始。豊田さん側も柳楽さんの飾らない誠実さに惹かれ、真剣交際へと発展しました。
交際中、二人の関係を決定づけたのが「2度のプロポーズ」という象徴的なエピソードです。柳楽さんは17歳のとき、情熱のあまり豊田さんへ一度目の結婚を申し込みました。しかし、当時の日本の民法において男性の婚姻可能年齢は18歳以上(※現在の成人年齢改正前)。豊田さんから「18歳にならないと結婚できないよ」と冷静に諭され、一度は持ち越しとなります。
柳楽さんはその約束を胸に刻み続けました。19歳を迎えた2009年の冬、婚約指輪を用意して「18歳を超えたから、結婚してください」と改めてプロポーズを敢行。豊田さんの21歳の誕生日である2010年1月14日に婚姻届を提出し、翌日には明治神宮で厳かな挙式を行いました。10代特有の刹那的な衝動ではなく、法的なハードルを越えて想いを貫いた姿勢は、二人の絆の強さを物語っています。