拘置所の生活とは?食事や面会ルールから刑務所との違いまで徹底解説

拘置所の生活とは?食事や面会ルールから刑務所との違いまで徹底解説

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収容者の健康を維持する食事は、法務省の基準に基づき栄養士がカロリーと栄養バランスを計算して調理しています。主食は白米に大麦を約3割混合した「麦飯」が基本で、副食には肉や魚、野菜を取り入れた汁物や煮物、揚げ物などが提供されます。1日の摂取熱量は成人男性で約2,200〜2,400kcal程度に設定されており、塩分も控えめに調整されています。祝日や正月には特別食(祝日菜)として、おせち料理や菓子類が支給される慣例もあります。

拘置所生活の大きな特徴が、自己資金(領置金)を用いて物品を取り寄せる自弁購入品の制度です。施設内の指定売店を通じて、以下のような品目を定期的に購入できます。

  • 食品類:パン、缶詰、菓子類、インスタント飲料、フルーツなど
  • 日用品・文房具:便箋、封筒、ボールペン、切手、ノート、歯ブラシ、石鹸
  • 衣類・防寒具:肌着、靴下、スウェット類、毛布(指定規格品)

外部の家族や支援者からの差し入れ可能なものには、厳格な保安検査が適用されます。以前は認められていた手作りの料理や市販の生鮮食品の直接差し入れは、毒物混入や不正物隠匿を防止するため全面的に禁止されています。食品を差し入れたい場合は、拘置所に隣接する指定売店で代金を支払い、売店経由で中へ届ける仕組みが取られます。

衣類の差し入れにおいても、紐(ひも)が付いているもの、裏地が二重になっていて異物を隠せるもの、金属製のファスナーや装飾が付いているものは自殺・事故防止の観点から受付窓口で拒否されます。書籍や雑誌は差し入れ可能ですが、1回あたりの冊数(多くは3冊から5冊以内)に制限が設けられています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。