2026年現在、貴金属市場における金の小売価格は歴史的な高水準を維持しています。田中貴金属工業をはじめとする地金商の店頭価格が連日メディアを賑わす中、一般消費者の間でも「現物資産をどのように保有するか」という意識改革が進みました。その中で急速に支持を集めているのが、インゴットや金貨よりも手軽に日常使いできる18金ペンダントトップです。
なぜネックレス全体ではなく「ペンダントトップ単体」が選ばれるのか。最大の理由は、すでに所有しているチェーン資産を活かしたミニマムな追加投資が可能だからです。1本数十万円に跳ね上がった地金ネックレスを新調するのはハードルが高くても、1g〜10g前後のペンダントトップであれば、比較的手の届きやすい価格帯で買い足すことができます。気分やオケージョンに合わせて手軽に付け替えられる利便性も、タイパ・コスパを重視する現在の消費マインドに合致しています。
さらに見逃せないのが、インフレヘッジとしての「身に着ける資産(ポータブルアセット)」需要です。現金を銀行口座に寝かせておくことへの目減り不安から、「どうせ身銭を切ってアクセサリーを買うなら、いざという時に地金として価値が残る本物の18金を」と考える堅実な購買層が増加しました。かつてのバブル期のような誇示的消費ではなく、自己投資と資産保全を兼ね備えた実利的な選択肢として、18金ペンダントトップが選ばれています。