ペースメーカーを務めるランナーには、主役である招待選手と同等、あるいはそれ以上の基礎走力とレースコントロール能力が求められます。実際にはどのような選手が選ばれているのでしょうか。
主に起用されるのは次のような実績を持つランナーたちです。
- 5000m・10000m・ハーフマラソンの超一流選手:ケニアやエチオピアなどのアフリカ出身ランナー、あるいは国内トップクラスの実業団選手。
- フルマラソン2時間02分〜05分台の走力を持つスピードランナー:東京マラソンなどの最高峰レースでは、本命選手を凌ぐスピード適性を持つ選手が招聘されます。
- 体内時計の正確なベテランランナー:高低差や風向きの変化があっても、時計を見ずにラップを合わせられる卓越した感覚を持つ選手。
最近の東京マラソンや大阪国際女子マラソンなどでは、世界基準のタイムを持つ外国人招待ランナーだけでなく、駅伝やトラック種目で活躍する日本の実力派若手選手がペースメーカーとして抜擢され、自身のスピード強化の一環として大役を担うケースも目立っています。