口角下制筋のコリが老け顔を招く?口角の下がりとたるみ改善の真相

口角下制筋のコリが老け顔を招く?口角の下がりとたるみ改善の真相

口角下制筋のコリが老け顔を招く?口角の下がりとたるみ改善の真相についての疑問解決ガイドをご紹介します。

セルフケアだけでは追いつかない下垂に対して、美容医療現場で広く採用されているのが口角下制筋ボトックス(ボツリヌストキシン注射)です。ボツリヌス菌が産生する神経毒素をごく微量注入し、口角下制筋の収縮力を一時的に弱めることで、拮抗する引き上げ筋(大頬骨筋など)の力を相対的に優位にし、口角を自然にキュッと上向きに誘導します。

施術自体は数分で終わり、数日から1週間程度で効果が現れるため人気の高い治療ですが、デメリットや失敗リスクもゼロではありません。医師の注入技術や解剖学への理解が不足していると、以下のようなトラブルが生じる可能性があります。

・口元の左右差:注入位置や薬液の拡散度合いに偏りがあると、笑ったときに片方の口角だけが上がりすぎる、あるいは上がらないといった不自然な左右差が生じます。
・口唇の麻痺感・動かしにくさ:近接する口輪筋や下唇下制筋にボトックスが効きすぎてしまうと、ストローで飲み物が吸えない、うがい時に水が漏れる、滑舌が悪くなるといった機能障害が一時的に起こります。

ボトックスは時間経過(約3〜4ヶ月)とともに徐々に元の状態へ戻る可逆的な治療ですが、失敗を避けるためには、表情筋の走行を熟知した経験豊富な専門医を選ぶことが極めて重要です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。