結論から明言すれば、洋麺屋五右衛門のレディースセットは、旧名称の時代から男性客が注文しても規約上まったく問題ありませんでした。店員が性別を理由に注文を断ることは一切なく、オペレーションマニュアルにおいても性別制限は設けられていません。
それでも多くの男性が注文を躊躇していた背景には、「レディースという単語を口にする気恥ずかしさ」という日本特有の消費者心理がありました。かつての五右衛門には、以下のような対照的なセットが存在していました。
- 旧レディースセット:お好みのパスタ+和風サラダ+和風スープ+選べるデザート+ドリンク
- 旧メンズセット:お好みのパスタ「大盛り(麺1.5倍)」+和風スープ+ドリンク
「甘いものを少しずつ楽しみたい男性」がレディースセットを頼みづらく、「パスタを心ゆくまで満腹になるまで食べたい女性」がメンズセットを頼むのに抵抗を感じるというミスマッチが長年発生していました。現在のメニューでは、誰もが堂々と「デザートセット」を選択し、必要であれば「大盛り」を追加できるシステムへと昇華されています。