建築設備士試験は、6月中旬に実施される「第一次試験(学科)」と、8月下旬に行われる「第二次試験(設計製図)」の2段階選抜方式が採られています。一次試験の合格率は例年30%〜35%前後、二次試験の合格率は約50%前後です。一見すると二次試験の通過率は高く見えますが、これは一次試験という厳しいフィルターを通過した精鋭たちの半分が容赦なく落とされることを意味しています。
建築設備士 一次試験 合格基準点は、総合得点だけでなく各科目ごとの基準点(足切りライン)が設けられている点に注意しなければなりません。出題科目は「建築一般知識(27問)」「建築法規(18問)」「建築設備(60問)」の計105問です。総得点はおおむね6割(約63点以上)が合格ラインとなりますが、各科目で配点の約5割(法規は9点前後)を割り込むと、総得点がどれほど高くても不合格となります。設備畑の技術者が「建築一般知識」や「建築法規」の構造計算・採光計算で足元をすくわれるケースが後を絶ちません。