建築設備士の難易度はなぜ高い?合格率18%の真相と一級建築士比較

建築設備士の難易度はなぜ高い?合格率18%の真相と一級建築士比較

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建築設備士試験は、6月中旬に実施される「第一次試験(学科)」と、8月下旬に行われる「第二次試験(設計製図)」の2段階選抜方式が採られています。一次試験の合格率は例年30%〜35%前後、二次試験の合格率は約50%前後です。一見すると二次試験の通過率は高く見えますが、これは一次試験という厳しいフィルターを通過した精鋭たちの半分が容赦なく落とされることを意味しています。

試験区分・資格名称合格率(近年の目安)勉強時間の目安難易度に関する現場の所見建築設備士(総合)約15%〜20%200〜400時間母集団が実務者中心のため実質難度は高い。製図の記述量・作図スピードが鍵。一次試験(学科のみ)約30%〜35%150〜250時間過去問反復で独学可能だが、建築法規と建築一般知識の足切りに注意が必要。二次試験(設計製図)約50%前後100〜150時間共通問題(基本計画記述)の配点比率が高く、講習会情報の網羅が必須条件。一級建築士(比較対象)約9%〜11%1,000時間以上構造・計画・施工など総合力が試される建設界の頂点。学習負荷は圧倒的。1級管工事施工管理技士約20%〜30%(二次)100〜200時間現場施工に特化。計算や法規の深さでは建築設備士のほうが理論的難度は上。

建築設備士 一次試験 合格基準点は、総合得点だけでなく各科目ごとの基準点(足切りライン)が設けられている点に注意しなければなりません。出題科目は「建築一般知識(27問)」「建築法規(18問)」「建築設備(60問)」の計105問です。総得点はおおむね6割(約63点以上)が合格ラインとなりますが、各科目で配点の約5割(法規は9点前後)を割り込むと、総得点がどれほど高くても不合格となります。設備畑の技術者が「建築一般知識」や「建築法規」の構造計算・採光計算で足元をすくわれるケースが後を絶ちません。

吉田 誠
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吉田 誠

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