大阪国際滝井高校の閉校理由と跡地の現在|名門バレー部の行方

大阪国際滝井高校の閉校理由と跡地の現在|名門バレー部の行方

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京阪本線「滝井駅」から徒歩圏内に位置し、かつて多くの女子生徒たちの登下校で活気にあふれていた守口市馬場町の旧校舎敷地。2024年3月末の完全閉校以降、その跡地がどのような状態になっているのか、現地取材と公的データをもとに実態を追いました。

閉校後、学園関係者によって長年使用された教育機器や記念品などの搬出・整理が進められました。隣接する医療機関や住宅地との兼ね合いから、校舎解体や跡地利用計画については慎重な協議が重ねられています。学校法人大阪国際学園は、かつて地域社会とともに歩んできた歴史に配慮し、校地の一部売却や地域活性化に資する複合的な利活用を視野に入れたプロジェクトを推進しています。

現地周辺の千林商店街や滝井駅前で長年営業を続ける飲食店主は、当時の様子を次のように振り返ります。

「朝夕の登下校時には、滝井の生徒さんたちが元気に行き交って町を明るくしてくれていました。全国大会で勝ったときは駅前にお祝いの垂れ幕が出て、町全体で応援したものです。共学の新校舎へ移転して生徒さんの姿が減ったときは寂しさを感じましたが、いまもOGの方々が『昔ここでお弁当を買った』と立ち寄ってくれることがあります」

学園側も歴史を風化させないための取り組みを怠っていません。公式ウェブサイト上に「大阪国際滝井高等学校 メモリアルページ」を開設。校歌の音源、歴代の校舎写真、栄光の記録、卒業生の思い出メッセージなどがデジタルアーカイブとして保存されており、同窓会組織「三窓会」を通じて卒業生への各種証明書発行業務も滞りなく維持されています。

森 瞳
著者

森 瞳

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