秋に咲く紫の花図鑑|道端の野草から庭木・猛毒トリカブトの真相まで

秋に咲く紫の花図鑑|道端の野草から庭木・猛毒トリカブトの真相まで

秋に咲く紫の花図鑑|道端の野草から庭木・猛毒トリカブトの真相までの全体像を詳しく解説してご紹介します。

Q1:散歩道の花壇でよく見かける、全体が紫色のふわふわした毛で覆われた花の名前は何ですか?
A1:シソ科の「アメジストセージ(別名:サルビア・レウカンサ)」である可能性が最も高いです。メキシコ原産の低木状多年草で、ビロードのような質感の萼(がく)と花穂が特徴です。晩秋まで長く咲き続け、公園や個人の庭先で広く親しまれています。

Q2:リンドウの花が昼間しか開かないのはなぜですか?
A2:リンドウには強い「傾光性(けいこうせい)」と「傾熱性」があるためです。直射日光が当たり、気温が上がる日中だけ花弁を開き、雨の日や曇天、夕方以降暗くなると花を閉じます。これは花粉が雨に濡れて傷むのを防ぎ、昆虫が活動する時間帯に絞って受粉を効率化するための生存戦略です。

Q3:秋の七草に数えられる紫の花にはどのようなものがありますか?
A3:秋の七草の中で紫系統の花を咲かせるのは「キキョウ(桔梗)」「ハギ(萩)」「クズ(葛)」の3種です。キキョウは鮮やかな青紫色、ハギとクズは赤紫色の花を咲かせ、古来より日本の詩歌や絵画の題材として珍重されてきました。

Q4:山歩きでトリカブトに出会った場合、触るだけでも危険ですか?
A4:触れただけで直ちに致命的な中毒を起こすことは稀ですが、茎を折った際に出る樹液や花粉が皮膚から吸収されたり、手についた状態で目や口をこすったりすると炎症や痺れを引き起こす危険があります。特に傷口がある手で触るのは厳禁です。見かけても素手で触れたり採取したりせず、純粋に鑑賞するにとどめてください。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。