顎の巨人は、継承者の素質や過去の処置によって外見デザインと戦闘能力が大きく異なる点が特徴的です。同じ能力でありながら、なぜここまで明確な差が生じたのかを検証します。
最も多くの議論を呼んだのが「なぜユミルの顎の巨人は弱く見えたのか」という点です。マルセルやポルコの巨人は顔面に硬質化の仮面(フェイスガード)のような装甲を纏い、爪も強固に硬質化していました。一方、ユミルの顎の巨人は無垢の巨人時代とほぼ姿が変わらず、顔面の硬質化装甲も見られませんでした。
この要因は主に2点挙げられます。1点目は「戦士としての専門軍事訓練を受けていなかったこと」、2点目は「マーレが開発した能力強化用の薬液(硬質化エキス等)を投与されていなかったこと」です。ポルコやマルセルは幼少期からマーレ軍で巨人の力を引き出す特殊訓練を積み、硬質化技術を付与されていたため、洗練された戦闘形態を発現できました。対してユミルは偶然力を手に入れただけであり、本来のポテンシャルを完全には引き出せていなかったのです。