細木数子の詐欺疑惑と墓石トラブルの真相|裁判の結末と現在の後継者

細木数子の詐欺疑惑と墓石トラブルの真相|裁判の結末と現在の後継者

細木数子の詐欺疑惑と墓石トラブルの真相|裁判の結末と現在の後継者にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

細木氏の屋台骨であった「六星占術」そのものに対する信憑性についても、冷静な検証が必要です。

六星占術は、古代中国から伝わる「算命学」や「四柱推命」の理論をベースに、細木氏が分かりやすい言葉(運命星、大殺界など)へと焼き直したシステムです。独自のオリジナル占術として喧伝されましたが、東洋占星術研究者からは「既存の占術の用語を都合よく改変しただけ」という厳しい指摘が当時から絶えませんでした。

特に人々に強烈な恐怖を与えた「大殺界」に科学的根拠や統計的妥当性は一切存在しません。12年周期のうち3年間を「大殺界」と定義すれば、人生の25%(4分の1)は誰であっても常に大殺界の期間に該当します。人間が生きていれば、4年のうち1年程度は病気やトラブル、環境の変化に見舞われるのは自然な確率の範囲内です。

「良いことが起きれば占術のおかげ、悪いことが起きれば大殺界のせい」という確証バイアスとバーナム効果を巧みに利用した構造であり、占術の的中率という観点では「当たるとも言えるし、嘘とも言える」というのが客観的な実態です。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。