「自鳴琴」の読み方と正体|江戸を魅了したオルゴールの驚異と骨董価値

「自鳴琴」の読み方と正体|江戸を魅了したオルゴールの驚異と骨董価値

今注目を集めている 「自鳴琴」の読み方と正体|江戸を魅了したオルゴールの驚異と骨董価値について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。

現在、骨董品市場やオークションにおいて、江戸末期から明治期に日本へ渡った初期の自鳴琴や、19世紀ヨーロッパ(主にスイスやフランス)で作られたアンティークオルゴールは、美術工芸品として極めて高い評価を受けています。

市場における主な買取・取引相場の目安は以下の通りです。

・一般的なビンテージ品(20世紀中盤〜・動作品):1万円〜5万円前後
・19世紀後半のスイス製シリンダーオルゴール(標準機):15万円〜40万円前後
・名門メーカー製(ニコール・フレール、パイアール等)の多曲演奏機:50万円〜150万円以上
・江戸期の蒔絵箱入りや特注からくり付き自鳴琴:200万円〜500万円超(歴史的資料価値による)

査定額を左右する最大のポイントは、「弁(コーム)の歯欠けやサビの有無」「ピンの歪み」「木製キャビネット(響体箱)の保存状態」です。修復に高度な専門職人技を要するため、未修理のオリジナル状態で美しく鳴り響く個体は、国内外のコレクターから引く手あまたとなっています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。