『ニュースステーション』を勇退した小宮さんは、1998年秋から夕方の大型報道番組『スーパーJチャンネル』のメインキャスターに就任します。今度はサブではなく、番組全体の舵取りを担う単独メインとしての挑戦でした。
夕方のニュース戦争において、持ち前の取材力と落ち着いたトーンで番組を牽引し、約11年半にわたる長期政権を築きます。しかし、その華々しい活躍の陰で、過激なスクープで知られた雑誌『噂の真相』をはじめとする週刊誌メディアから、私生活や番組スタッフとの関係、起用を巡る局内政治などがセンセーショナルに報じられることもありました。
2010年3月の番組降板にあたっては、様々な憶測や噂が飛び交いましたが、背景には視聴者層の若返りを図るテレビ局側の大規模な番組リニューアル方針がありました。10年以上にわたり夕方の顔を務め上げた小宮さんは、惜しまれつつも笑顔で番組を卒業し、一つの大きな区切りを迎えました。