室井滋のプライベートにおいて、長年にわたり世間の注目を集め続けているのが、映画監督の長谷川和彦氏との関係です。『青春の殺人者』や『太陽を盗んだ男』などで日本映画界に鮮烈な足跡を残した鬼才として知られる長谷川監督と室井滋は、長きにわたり事実婚のパートナーとして人生を共に歩んでいます。
世間では「なぜ入籍しないのか」「法的な結婚を選ばない理由は何か」といった疑問の声もしばしば上がりますが、ふたりが選んだのは法的な手続きや世間体に縛られない、魂の結びつきを重視したパートナーシップでした。互いの才能と個性を誰よりも深く理解し、独立した表現者として尊重し合う距離感を保ち続けています。波乱万丈な映画界を生き抜いてきたふたりだからこそ辿り着いたその絆は、多様な生き方が認められる現代において、ひとつの成熟した大人の愛の形として静かな共感を呼んでいます。