30系プリウスでシガーソケットから電源が取れなくなった際、まず疑うべきはヒューズの溶断(ヒューズ切れ)です。車載電装品には許容電流値が設定されており、規定値以上の電流が流れると火災や機器の破損を防ぐためにヒューズ内の金属が溶けて回路を自動遮断します。
特にスマートフォン用の急速充電アダプター、車載用インバーター、加湿器、簡易掃除機などを同時に分岐ソケットで接続した場合、許容電力量を一瞬で超えてヒューズが飛ぶケースが目立ちます。また、プラグを斜めに力任せに差し込んだ拍子や、ソケット内部にクリップなどの金属異物が入り込んだことによる瞬間的なショート(短絡)も頻発するトラブルの一つです。
ヒューズ切れ以外にも、接続している充電器やドラレコ側のプラグ内部にあるガラス管ヒューズが切れているパターンや、30系プリウス特有の経年劣化によってソケット自体のツメが緩み、接触不良を起こしている事例も現場では数多く確認されています。