SNS上では「誰でも透明感が出る魔法のカラー」と称賛される一方で、知恵袋や口コミサイトには「想像と違った」「失敗して後悔した」という切実な声も散見されます。典型的な失敗パターンを分析すると、主に以下の3つの原因に集約されます。
第1の失敗は「緑色に染まりすぎて苔のようなマット感が出てしまう」ケースです。これは、元々の髪色がすでに明るい状態(退色して10トーン以上の黄色になっている髪)に、赤みを消そうと強いグリーンをそのまま乗せてしまった場合に発生します。黄色と青緑が混ざり合うことで、ベージュの温かみが失われ、濁った緑色がダイレクトに発色してしまいます。
第2の失敗は「暗くなりすぎてただの黒髪に見える」ケースです。バージンヘアから赤みを徹底的に消そうとするあまり、6トーン以下の濃密なアッシュ系染料を詰め込みすぎると、光に透けないマットブラックに沈んでしまいます。
また、パーソナルカラー(イエベ・ブルベ)とのミスマッチも見逃せません。オリーブベージュは基本的に黄色みと緑みを含むためイエベ(春・秋)の肌トーンと抜群の相性を誇りますが、青みが得意なブルベ(夏・冬)が黄みの強いオリーブベージュを選ぶと、肌がくすんで見えたり顔色が悪く映ったりすることがあります。ブルベ冬・夏の方が挑戦する場合は、グレーやアッシュの比率を高めた「オリーブグレージュ」にシフトするか、ベージュの黄みを抑えた調合に調整することが必須条件となります。