家庭内で特に多発するのが、乳幼児によるティッシュの誤飲事故です。ハイハイを始めた赤ちゃんや好奇心旺盛な幼児は、柔らかくて破きやすい鼻セレブをおもちゃにして遊ぶうちに、誤って口へ放り込んでしまう事例が後を絶ちません。
子どもがティッシュを口に入れてしまった場合、保護者はパニックにならず、以下の手順で冷静に対処してください。
まず、喉に詰まって窒息していないかを確認します。激しく咳き込んでいたり、呼吸がゼーゼーしていたり、顔色が青紫色(チアノーゼ)になっている場合は、直ちに背部叩打法などの異物除去を行いながら119番通報を行ってください。
口の中にまだティッシュが残っている場合は、指にガーゼを巻き、慎重に掻き出します。すでに飲み込んでしまった後で本人が機嫌よく普段通りに呼吸しているなら、無理に吐かせようとせず、少量のお茶や白湯を飲ませて様子を見ます。その後24時間から48時間は便の状態や腹部の張り、嘔吐の有無を注意深く観察し、少しでも異常が見られた場合は速やかに小児科を受診してください。