麻生太郎氏がカトリック信徒である背景には、母・和子氏の深い祈りと、祖父・吉田茂氏へと連なる近代日本名門の歴史がありました。自らのルーツに根ざした「フランシスコ」という洗礼名は、単なる形式ではなく、欧米諸国との外交交渉や激動の政界を生き抜く精神的な錨(いかり)として機能してきました。
宗教を選挙の集票手段にすることなく、自身のダンディズムや人生観の根幹に据え続けるその姿勢。豪快な表の顔と、敬虔な祈りの裏の顔が共存する複雑な魅力こそが、政界の長老として今なお麻生氏が存在感を放ち続ける決定的な理由なのかもしれません。 (出典: 麻生 太郎 カトリック(Yahoo!ニュース))