京口紘人のキャリアを語る上で避けて通れないのが、2026年11月1日にさいたまスーパーアリーナで行われたWBA・WBC世界ライトフライ級王座統一戦です。当時WBC王者だった寺地拳四朗との一戦は、日本ボクシング史上10年ぶりとなる日本人同士による世界王座統一戦として空前の注目を集めました。
序盤からハイペースで繰り出される寺地の鋭いジャブとプレッシャーに対し、京口は中盤に強烈な右ストレートでダウンを奪い返すなど意地を見せたものの、最後は7回TKOでキャリア初黒星を喫しました。試合後に本人が語った「完敗だったが、ボクサーとして後悔はない」という率直な告白と、互いをリスペクトし合う両者の姿は、2026年の年間最高試合(世界戦部門)に選出されるなど、今なお語り継がれる名勝負となっています。