渦中の東京福祉大学のキャンパスでは、当時何が起きていたのでしょうか。在籍していた日本人正規学生や、学内関係者・教職員がインターネット上の匿名掲示板や知恵袋、取材に対して漏らした証言をたどると、教育現場の異様な風景が浮き彫りになります。
当時池袋キャンパスに通っていた福祉学部の日本人卒業生は、公のインタビューや手記で次のように現場の混沌を吐露していました。
「正規のキャンパスとは別に雑居ビルが借り増しされ、そこを埋め尽くすようにアジア系の留学生が出入りしていました。エレベーターの前は常に長蛇の列で、日本語での日常会話すらままならない方々が講義室に座っているだけ。教員が注意しても通じず、教壇の先生が諦めたような表情をしていたのをよく覚えています」
また、学事を担当していた非常勤教員からも「留学生の定員割れを埋めるため、テストの点数が極めて低くても不可を出せない異様な同調圧力が存在していた」という告白が聞かれました。
ネットの反応を見ても、Twitter(現X)や5ちゃんねるでは「合格通知さえ出せば金が入るビザ発行ビジネス」「大学の看板を掲げた労働力ブローカー」といった辛辣な批判が殺到。福祉や心理学、教育などの真摯な学びを志して入学してきた一般の日本人学生やその保護者からは、「履歴書に大学名を書くのが恥ずかしい」「風評被害が酷すぎる」と悲痛な叫びが上がっていました。