近年の山形県大会において、NPBスカウト陣や野球関係者が口を揃えて指摘するのが「投手の球速アベレージの急激な上昇」と「木製バット移行を見据えたスイングスピードの向上」です。
「かつての山形といえば好投手の変化球を主体に、バントとスクイズで1点をもぎ取るスタイルが主流でした。しかしここ数年は、140キロ台中盤を計測する投手が複数校に当たり前のように在籍しています。県外出身の強打者と、地元シニア・ボーイズ出身の好素材がハイレベルに競り合っており、東北内でもスカウティングの優先度が上がっています」(プロ球団担当スカウト)
また、地元コミュニティやSNS(X・旧Twitter、野球専門掲示板)上でも、夏の大会期間中は「#山形高校野球」が連日トレンド入りするなど熱狂的な盛り上がりを見せています。「伝統校の意地が見たい」「公立の山形中央が私学の壁を破る瞬間が一番熱い」といったファン同士の激論が交わされ、各試合の一球速報ページはアクセスが集中する状況が恒例となっています。