ドラマ民王に打ち切り説が出た真相|菅田将暉降板と民王Rの裏側

ドラマ民王に打ち切り説が出た真相|菅田将暉降板と民王Rの裏側

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結論から言えば、2015年に放送された初代『民王』は打ち切りになった事実はありません。テレビ朝日の「金曜ナイトドラマ」枠(毎週金曜23時15分〜)で放送された本作は、全8話で当初の計画通りに完走しています。それにもかかわらず、視聴者の間で「打ち切られたのではないか」という憶測が流布した背景には、テレビドラマ特有の3つの事情が存在します。

第1の要因は、全8話というコンパクトな放送回数です。民放プライム帯(21〜22時台)のドラマが通常10〜11話前後で制作されるのに対し、深夜枠である金曜ナイトドラマは7〜8話完結が基本フォーマットとなっています。深夜枠に馴染みの薄い視聴者が「人気があるのに8話で突然終わってしまった」と錯覚し、打ち切りと誤認するケースが多発しました。

第2の要因は、最終回における怒涛の伏線回収とスピーディーな結末にあります。総理大臣の父・武藤泰山と大学生の息子・翔の心と体が入れ替わる騒動の黒幕が暴かれ、政治的陰謀をスカッと解決して元の体に戻るまでの展開があまりにハイテンポだったため、「尺が足りずに急いで物語を畳んだのではないか」という印象を一部の視聴者に与えました。

第3の要因は、続編制作までに9年間ものブランクが生じたことです。平均視聴率は深夜枠としては異例の好成績を残し、ギャラクシー賞やザテレビジョンドラマアカデミー賞など主要な賞を総なめにしたにもかかわらず、続編の連続ドラマ化が長期間実現しませんでした。この沈黙期間が「何かトラブルがあってシリーズが打ち切られたのではないか」という疑念を深める土壌となりました。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。