京都の静謐な街並みに突如現れる安井金比羅宮。ここは人間関係のみならず、病気や悪習との縁をも断つとされる「縁切り」の絶対的聖地だ。境内に鎮座する「縁切り縁結び碑(いし)」には、びっしりと形代(かたしろ)が貼り付けられ、参拝客が這って潜り抜ける姿が絶えない。生々しい祈願文の数々は、初めて訪れる者を息を呑ませる。だが、悪縁を断ち切った後に訪れる良縁のご利益は全国屈指と評判だ。
一方、東京の中心地に鎮座する神田明神は、江戸の天下祭を支えた強大な江戸総鎮守。ビジネスマンや起業家がこぞって参拝し、商売繁盛と金運覚醒を祈願するパワースポットとして圧倒的な支持を集める。勝負運を掴み取るパワーの強烈さは、一度祈祷を受けた者なら誰もが身をもって体感するという。
さらに、京都の奥座敷に位置する貴船神社。水の神を祀る美しき社殿でありながら、かつては丑の刻参りの伝説でも知られた。清らかな清流のせせらぎと、底知れぬ霊気。運気を劇的に変転させる力を持つ聖地として、いまなお特別な参拝者が絶えない。