SNSや大手旅行掲示板、ドライブ愛好家のコミュニティに投稿されたリアルな体験談を分析すると、この航路ならではの強い魅力と、同時に見過ごせない注意点が浮き彫りになります。
「佐賀関港のターミナル売店で買った関あじ・関さばの押し寿司を船上で頬張りながら、豊予海峡を眺める70分間は最高の贅沢」「天気が良ければ、一本釣りの漁船が白波を立てる光景や、四国側の風車群が間近に迫ってきて退屈する暇がない」といった絶景・グルメに対する高評価が目立ちます。九州旅客船協会連合会の資料にも記載されている通り、全国ブランドとして知られる関さば・関あじの水揚げ漁場を間近に臨む航海は、単なる移動以上の旅情を与えてくれます。
一方で、手放しの絶賛ばかりではありません。陸上アクセスに関して、現場を走ったドライバーからは切実な声が寄せられています。
「大分側の佐賀関港 乗り場 アクセスは、東九州自動車道の大分宮河内ICから国道197号を約30分走るだけで道幅も広く非常に快適。だが、四国の三崎港に降りてからが本当の試練だった」「フェリーを降りて八幡浜や松山市街方面へ向かう際、佐田岬半島を貫く国道197号(佐田岬メロディーライン)を延々と約40km以上走り続ける必要がある。夜間や濃霧の運転は神経を削られた」という証言が多数見受けられます。船に乗っている時間はわずか70分でも、その前後の陸路ドライブの負荷を計算に入れておく必要があります。