底鋲の取り付けは、正しい手順さえ守れば誰でも短時間で仕上げられます。用意する道具は、底鋲、目打ち(または穴あけポンチ)、定規、そして内側に仕込むプラスチック製の底板です。
具体的な作業手順は以下の4ステップで完了します。
- 配置決め:バッグを裏返し、底面の角からそれぞれ1.5cm〜2.0cm内側の位置に印を付けます。左右対称になるよう定規で正確に測るのが美しく仕上げるコツです。
- 下穴あけ:印を付けた場所に目打ちを刺し、ピンが通る最小限の穴を開けます。布地の場合は織り糸を押し広げるように穴を開けると生地を痛めません。
- 底板の補強:バッグの内寸に合わせてカットした底板にも同じ位置へ穴を開けます。生地だけに鋲を留めると重みで布が引っ張られて破れる恐れがあるため、底板を挟み込む作業が不可欠です。
- 底鋲の固定:外側から底鋲を差し込み、バッグ内側で底板を挟んだ状態で足をしっかりと広げて密着させます。
リュックの後付けカスタムを行う場合は、生地の内側に小さな当て布やナイロンテープを1枚噛ませてから鋲を留めると、重い荷物を入れた際の抜け落ちを防げます。