2年生で習う漢字には、子どもが間違いやすい「落とし穴」が数多く潜んでいる。例えば「線」と「銭」、「曜」と「曜(つくりの部)」など、偏(へん)や旁(つくり)の組み合わせが複雑になる漢字だ。また、「画」や「番」など、筆順(書き順)を勘違いしやすい漢字も急増する。書き順を誤ると文字のバランスが崩れ、トメやハネの正確さも失われがちだ。
こうした難問に対処するには、視覚的なアプローチが欠かせない。指で大きく空中に字を書く「空書き」をさせたり、マス目の大きいプリントで筆順の番号を確認しながら丁寧に書かせたりする練習が効果的だ。間違いをただ叱るのではなく、「どこで線が交わるか」「どこを長く伸ばすか」といったポイントを一緒に確認するステップが、子どもの探究心を刺激する。