では、ジャスミン茶のメリットを最大限に享受しつつ、リスクを回避するための適切な摂取目安はどのくらいだろうか。健康な成人の場合、欧米や日本の健康機関が掲げるカフェインの安全な1日上限量は400mgとされる。ジャスミン茶だけでこの数値に達するには約2.6リットル以上の摂取が必要となるため、極端な大量消費をしない限り過剰摂取の毒性が問題になることは稀だ。
しかし、健康・栄養学の観点から日常のリアルな体調管理においては「1日あたり500ml〜1リットル(コップ3〜4杯程度)」を目安にするのが最も理想的である。この量であれば、カフェインの摂取量を75mg〜150mg程度に抑えつつ、茶葉に含まれるカテキンやポリフェノール、ジャスミンの香り成分による自律神経の安定効果を効率よく受け取ることができる。
また、飲むタイミングの黄金律を押さえておきたい。朝の目覚まし代わりや、昼食後の眠気を覚ましたい午後のデスクワーク時には絶大なパフォーマンスを発揮する。一方で、夕方18時以降はカフェインを含まない麦茶やルイボスティーに切り替えるなど、時間帯に応じた「飲み分け」を意識したい。