グラフの乱れ方を注意深く観察すると、異常が生じているフェーズによって体内で何が起きているかのヒントが見えてきます。周期のどの段階で波が荒れているかを把握することが、身体の状態を知る第一歩です。
低温期に体温がガタガタする場合、睡眠状態の悪化や自律神経の乱れが疑われます。低温期は通常、エストロゲンの働きによって体温が低く安定する期間ですが、途中で突然高温期レベルに跳ね上がったり上下を繰り返したりする場合、夜中に何度も目が覚めていたり、測定時刻が日によって数時間単位でずれていたりすることがよくあります。
一方、高温期に体温がガタガタと下がる場合は、体温を押し上げる役割を持つプロゲステロンの分泌が不安定になっているサインです。高温期に入ったにもかかわらず、体温が急落する日が頻発したり、低温期との差が0.3度未満にとどまったりする波形は、卵巣の働きがやや低下している状態を示唆しています。