グループの顔であった宮史郎の経歴やプロフィールは、まさに昭和の叩き上げ芸能人の歩みそのものでした。1943年(昭和18年)に兵庫県西脇市で生まれた宮史郎は、貧しい家庭環境の中で育ち、兄の宮五郎とともに芸の道を志します。漫才修業やキャバレー回りの下積みを経て、29歳で掴んだ大ブレイクでした。
宮史郎の晩年と最期
ぴんから兄弟の解散後はソロ演歌歌手として活動し、独特のキャラクターを活かしてバラエティ番組や映画などでも親しまれました。しかし晩年は病魔との闘いが続きます。宮史郎の現在と死因について、公式発表および当時の報道資料によると、2012年(平成24年)11月19日、多臓器不全のため東京都内の病院で69歳で息を引き取りました。前年に食道がんの手術を受け、懸命なリハビリを続けながらステージ復帰を目指していた矢先の訃報でした。
並木ひろしと宮五郎の現在
他のメンバーである並木ひろしと宮五郎の現在についても、すでに3人全員が鬼籍に入っています。アコーディオンと作曲を担当した並木ひろしは、タッグ社解散後もソロ歌手・作曲家として活動しましたが、1998年(平成10年)に56歳の若さで逝去。兄の宮五郎も、温厚な人柄で弟を支え続けましたが、2014年(平成26年)に78歳でこの世を去りました。