ネット上の一部コミュニティでは、文理不問で多国籍な入試を行うKMDに対して「学歴ロンダリングではないか」という偏見混じりの噂が散見されます。しかし、現場の構造と修了要件を精査すると、そうした認識が事実無根であることは明白です。
第一に、入試選考におけるポートフォリオ審査と英語面接は極めて厳格です。単なるペーパーテストの点数ではなく、「これまでに何を作り、社会にどう問いかけてきたか」「KMDのリソースを使ってどんなインパクトを起こすのか」という具体的なビジョンが問われます。過去の大学名だけで合格できる余地はありません。
第二に、修了要件として課される「プロジェクト審査」の過酷さです。理論の構築にとどまらず、プロトタイプの完成度、ユーザー評価、ビジネスモデルの成立性、知的財産のクリアランスなど、複数の教授陣および外部アドバイザーから多角的な査読を受けます。成果物を出せない学生は容赦なく留年や進路変更を迫られるため、安易な肩書き獲得を目的とした進学は成立しないシステムになっています。