ナレッジワークスを正確に理解するためには、まず同社が歩んできた技術的バックボーンを押さえる必要がある。公式発表資料や法人登記情報に基づくナレッジワークスの会社概要を俯瞰すると、インターネット創世記からWeb技術・コンテンツ開発を手掛け、モバイルやスマートデバイスの登場とともにいち早く先端技術領域へ舵を切ってきた歴史が浮かび上がる。
同社の根幹を成す事業内容は、大きく分けて2つの柱で構成されている。1つは、産業・教育・プロモーションなど幅広い分野に向けたアプリケーションやクラウドシステムの受託開発およびインテグレーション。そしてもう1つが、世界的なARエンジン「Vuforia」などの活用で国内トップクラスの実績を築いたARソリューションの提供だ。
経営陣のバックボーンに目を向けると、役員経歴には黎明期のデジタルメディアやWebシステム黎明期を支えた熟練のエンジニア・プロデューサーが名を連ねる。単なる流行追従ではなく、地に足の着いた実直な受託開発・コンサルティングを行う方針が、創業以来の企業体質として定着している。