サロン帰りのクオリティを自宅で毎朝再現するためには、正しい道具の選定と毛束の角度付けが不可欠です。昭和のようにブローブラシとドライヤーで格闘する必要はありません。32mmのカールアイロン、またはストレートアイロンが1本あれば、驚くほど簡単に完成します。
ここでは、失敗しない聖子ちゃんカットのアイロン巻き方とスタイリング手順をプロの手順に沿って解説します。
- ベースの毛先ワンカール(外ハネ):髪を上下2段にブロッキングし、下段の襟足から全体の毛先をアイロンで軽く外ハネ(外巻きワンカール)にします。この際、角度をつけすぎず滑らせるように熱を通すのがコツです。
- サイドレイヤーのリバース巻き(心臓部):顔まわりのレイヤー部分を少量取り、アイロンを床に対して斜め45度に構えます。毛束の中間から挟み、後ろ方向(リバース)へスーッと引き抜くように熱を伝えます。巻き終えた直後に指先で毛流れを後ろへ整え、熱が冷めるまで数秒キープします。
- 前髪とトップのふんわり感:前髪はストレートアイロンで軽くアーチを描くように熱を通し、左右の端はサイドの毛流れに自然に馴染ませます。トップの髪を真上に引き上げて毛先だけをワンカール内巻きにすると、昭和特有の上品な立体感が生まれます。
- スタイリング剤の塗布:小豆大のヘアバームまたは2〜3滴のヘアオイルを手のひら全体にしっかり伸ばします。まず内側の襟足から付け始め、最後に余った油分で顔まわりの毛束を指でつまむようにして束感を作ります。
表面にオイルスプレーをひと吹きしておくと、日中の湿気によるカールの崩れを防ぎ、みずみずしい艶やかな質感を夕方まで持続させることが可能です。