作詞・作曲を手掛けた槇原敬之の卓越したソングライティング能力についても、改めて光が当てられている。仏教の教えである「天上天下唯我独尊」からインスピレーションを得たとも言われるこの楽曲は、平易な言葉だけで構成されていながら、哲学的な深みを持つ。難しい言葉は一切ない。子供でも歌えるメロディラインに乗せて、人間存在の本質を突く。この圧倒的な「引き算の美学」こそが、時代を経ても色褪せない最大の理由だろう。
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