実写ドラマ版『こち亀』全体に対する評価を振り返ると、放送当時は平均世帯視聴率がひと桁台に落ち込む回もあるなど、原作の長大な歴史ゆえの厳しい批評に晒される局面もありました。しかし、こち亀実写ドラマネットの反応を個別のキャラクター単位で精査していくと、本田速人に対する評価は群を抜いて高かったことが判明します。
当時の5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)の実況スレッドやブログ、現在に至るSNSのこち亀実写版評判口コミでは、以下のような声が数多く記録されています。
「劇団ひとりの本田だけはガチ。アニメの声にそっくりで鳥肌が立った」
「バイクに乗った瞬間の目つきの変わり方が完璧すぎる。完全に本田速人そのもの」
「第3話の本田回は神回。香取慎吾の両さんと劇団ひとりの掛け合いのテンポ感が最高だった」
特に高く評価されたのは、お笑い芸人ならではの「間の取り方」と、コメディ俳優としての「リアリティの担保」です。単なるコスプレや物真似にとどまらず、二次元の突飛なギャグ設定を三次元の人間の感情として成立させた点が、辛口な原作ファンをも納得させた要因と言えます。