デビュー直後、彼女は主にグラビアアイドルとしての活動からキャリアをスタートさせました。豊かなプロポーションとあどけない笑顔で瞬く間に注目を集めたものの、その裏側では10代の少女にとって過酷すぎる環境変化が影を落としていました。
地元・広島を離れて単身で上京したことによる極度のホームシックと、芸能界という特殊な世界でのプレッシャーから、彼女は過食に陥ってしまいます。短期間で体重は約60kg近くまで急増し、当時のマネージャーから厳重注意を受ける事態となりました。そこで事務所が用意した打開策が、フジテレビ系の公開ダイエット番組『B.C.ビューティー・コロシアム』への出演でした。
司会の和田アキ子氏が見守る中、番組内で突きつけられた条件は「1ヶ月でマイナス7kgの減量に失敗したら実家の広島へ帰り、芸能界を引退する」という極めてシビアな最後通告でした。
1回目の挑戦では約5kgの減量にとどまり目標未達となったものの、彼女は涙ながらに再挑戦を志願。エステティシャンの指導のもと、徹底した食事制限、1日1時間半以上の水泳、サウナでの発汗などをストイックにこなし、最終的にマイナス7kg以上の減量(58kg台から約50kg前後へ)を成し遂げました。この番組で見せた驚異的な粘り強さと根性は、後に本格女優へと飛躍するための強靭なメンタリティの原点となりました。