店内飲食の賑わいと並行して、レジ横のテイクアウト用オートロッカーがひっきりなしに開閉されている。事前決済を済ませた持ち帰り客が、QRコードをピッと読み取らせて袋を取り出し、数秒で店を後にする。滞留時間が極限までゼロに近い。
会計時も同様だ。皿のカウントはカメラセンサーと連動したスマートシステムが瞬時に処理し、セルフレジでカードやコード決済をタッチして完了する。スタッフが伝票を片手に皿を数える時間はもう過去のものだ。この省人化によって生まれた余力が、ネタの仕込みや厨房の衛生維持、テーブルの素早いリセットへと注ぎ込まれている。