「まあるい緑の山手線、真ん中通るは中央線」。このフレーズは新宿の地理関係を完璧に表している。だが、この歌詞は決して固定されたものではなかった。山手線の新型車両導入や、駅の増設、さらには路線のカラーリング変更などに合わせて、実は細かくマイナーチェンジが繰り返されてきた。
特に新宿西口の再開発が進む昨今、歌詞に登場する「新宿西口駅の前」というフレーズの重みは増している。街の景色がどれだけ変わろうとも、歌の中の新宿は当時の活気と熱量をそのまま残しているのだ。まさに音楽で聴く都市の開発史と言っても過言ではない。