かつてグラビアやバラエティ番組で「国民の愛人」というキャッチコピーを背負い、世の男性たちを虜にしてきた橋本マナミ。しかし、近年の彼女は単なるセックスシンボルとしての枠を完全に飛び越えている。結婚と出産を経て、私生活での変化が彼女の演技に深みを与えたのは間違いない。
「守るものができたことで、逆に表現に対する恐怖心が消えた」と、彼女は最近のインタビューで語っている。今回の作品で見せた表情には、かつての妖艶さに加え、どこか哀愁を帯びた大人の女性のリアルな葛藤が滲み出ている。それが、今回のラブシーンを単なるエンタメから芸術の域へと押し上げた要因だろう。