滝沢ガレソ氏の投稿がこれほどまでに支持され、拡散される背景には、現代のネットユーザーが抱える深い社会心理が潜んでいます。
第一に挙げられるのが、社会心理学でも指摘される「正義中毒」と懲罰欲求です。「悪質なクレーマー」「不倫したインフルエンサー」「迷惑系YouTuber」など、社会的なルールやモラルを破ったとされる対象に対し、「罰を与えてやりたい」という大衆の鬱屈した感情を、同氏のアカウントが代行して執行しているように見誤らせる構図が存在します。
第二に、既存のマスメディアに対する不信感です。「大手メディアが忖度して報じないタブーを暴いてくれる義賊」というファンタジーがユーザー側に形成され、タレコミが集中する循環が生まれました。しかし、法的な手続きを経ない「私刑(デジタルタトゥーの刻印)」は、一度誤認やデマが含まれていた場合に被害者の人生を不可逆的に破壊する危険性を常に孕んでいます。