相内アナのキャリアにおける最大の転換点は、2020年4月の早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)への進学と、2022年3月のMBA取得にあります。
当時、夜の看板番組『ワールドビジネスサテライト(WBS)』のフィールドキャスターやサブキャスターとして第一線に立ちながら、平日夜間や週末の講義に通い詰める生活は過酷を極めました。大学院関係者の証言や当時の取材手記によると、彼女は企業財務、マーケティング、経営戦略のケーススタディを膨大に読み込み、一般のビジネスエリートたちと対等にディスカッションを重ねていたといいます。
「なぜ、すでに確固たる地位を築いていたアナウンサーが大学院へ通うのか」という問いに対し、相内アナは公のインタビューで「企業のトップがどのような論理で決断を下しているのか、その本質を同じ視座で理解した上で質問をぶつけたい」という強い職業倫理を語っています。この2年間の研鑽が結実し、現在の『Newsモーニングサテライト』をはじめとする経済報道の現場において、専門用語の単なる朗読ではない、企業の構造的課題や市場動向を的確に掘り下げる独自インタビュー技術へと昇華されています。