大相撲界を牽引し、引退後は二所ノ関親方として後進の指導に当たってきた元大関・若島津(本名:日高六男氏)。2026年現在、若島津と高田みづえ夫妻の現在は、相撲界の第一線から退き、東京都内の自宅で静かにお互いを慈しみ合う日々を送っています。
夫妻の運命を大きく揺るがしたのが、2017年10月に発生した突然の事態でした。千葉県船橋市の路上で若島津が倒れているところを発見され、意識不明の重体で緊急搬送されたのです。若島津が病気で倒れた理由については、当初「サウナ帰りの自転車転倒による頭部強打」と報じられ、開頭手術によって急性硬膜下血腫の処置が行われました。一部では脳疾患や脳梗塞の兆候があったのではないかという臆測も飛び交いましたが、主因は不慮の転倒による重度の頭部外傷でした。
生死の境をさまよう大手術の後、高田みづえさんは連日病室に詰めて懸命な看病を続けました。医師団も目を見張る驚異的な生命力と妻の支えにより、意識を取り戻した若島津は過酷なリハビリに突入。言語機能や運動機能の改善を進め、2026年最新の回復状況としては、日常生活の会話や自立歩行を問題なくこなせるまでに健康を取り戻しています。
2021年末には名跡を元横綱・稀勢の里(現・二所ノ関親方)へ継承し、自身は荒磯親方へ名跡変更したのち、65歳の停年(定年)を迎えました。激動の角界人生を駆け抜けた若島津は、現在、献身的な妻とともに穏やかな時間を噛み締めています。