松嶋菜々子さんの子供たちの教育プロセスを振り返る上で欠かせないのが、国内屈指の伝統校における基礎教育と、大胆な海外留学へのシフトです。
二人の娘は、名門お受験校として名高い東京女学館(東京都渋谷区広尾)の小学校・中学校へと進学しました。同校は「高い品性と知性」を重んじる女子一貫校として知られ、芸能人や財界人の子女も多く通うことで定評があります。松嶋さんは当時、ドラマ撮影などの多忙なスケジュールの合間を縫って学校行事やPTA活動に積極的に参加し、保護者間でも「決して特別扱いを求めない模範的な母親」として知られていました。
しかし、中学進学以降、一家の教育方針は「国内の一貫教育」から「グローバルな自立」へと明確に舵を切ることになります。その契機となったのが、長女のイギリス留学でした。
イギリスへの留学を決断した背景には、英語力の習得だけでなく「アートやデザイン、本物の舞台芸術に触れさせたい」という本人の強い希望と、それを全面的に後押しする夫妻の合意がありました。松嶋さん自身も、娘の渡英初期には連続ドラマの出演スケジュールを調整し、現地と日本を往復しながら生活基盤の立ち上げを支えたと報じられています。