非通知設定とは?184の仕組みや危険な心理・スマホ別の拒否設定

非通知設定とは?184の仕組みや危険な心理・スマホ別の拒否設定

非通知設定とは?184の仕組みや危険な心理・スマホ別の拒否設定についての疑問解決ガイドをご紹介します。

発信者がわざわざ番号を隠して電話をかけてくる背景には、正当な防犯意識から悪質な犯罪目的まで様々な動機が存在します。取材班が通信トラブルの現場や防犯専門家へヒアリングを行った結果、非通知でかけてくる心理は大きく3つのカテゴリーに分類できることが判明しました。

1つ目は「私用端末から業務連絡を行う際のプライバシー保護」です。リモートワークの普及に伴い、個人のスマートフォンから取引先や顧客へ連絡する際、私生活の番号を知られたくないという心理から184発信が選ばれる場面があります。また、フリマアプリの取引相手や問い合わせ窓口へ連絡する際、個人情報の流出を恐れて非通知を選ぶ一般ユーザーも一定数存在します。

2つ目は「ストーカーや知人による詮索・嫌がらせ」です。着信拒否されているかどうかの確認や、相手の声だけを聞いて切る行為など、関係性が破綻した相手の動向を探る目的で利用されるケースです。

最も警戒すべき3つ目が、犯罪組織や悪質業者による「名簿収集および迷惑電話アポ電対策を突破するための下調べ」です。警察庁が発表する特殊詐欺対策データでも指摘されている通り、詐欺グループは自動発信システム(オートダイヤラー)を用いて大量の番号へ一斉に非通知発信を行います。電話に出た時間帯、応答した声の年齢層(高齢者かどうか)、家族構成などを記録し、後の「アポ電強盗」や「還付金詐欺」のターゲットリストを作成しているのです。

したがって、身に覚えのない非通知着信には「そもそも出ない」「折り返さない」姿勢が最大の自己防衛となります。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。